ダンス |
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ダンスのすべて |
〜ダンス〜 ダンスは人類と同様に古く、その発生について詳しいことは分かっていません。 現代に残る世界各地のダンスや、古代遺跡・遺物などから、本能的な身体動作、求愛行為、 呪術的行為などが初期のダンスではないかと考えられていますが、確かな証拠はありません。 ダンスの目的は、鑑賞を主たる目的としたものと、それ以外のものに大きく分けられます。 前者は演者とそれを鑑賞する者から成り立つ、芸術行為としてのダンス全般を指します。 後者は、娯楽・社交としてのダンスや、スポーツとしてのものなど、ダンスへの参加を主たる目的としたものや、宗教・呪術行為としてのダンスなどが含まれます。 ダンスを演じる者をダンサーといい、ダンスの一連の身体の動きを決めたものを振り付けと呼び、振り付けを創作または指導する者を振り付け師といいます。 西洋発祥のダンスにおいては、振り付けをコレオグラフ(またはコリオグラフ)、振り付け師を コレオグラファー(またはコリオグラファー)と呼ぶこともあります。 日本では、坪内逍遥の「新楽劇論」(明治37年)でダンスの訳語として舞踊(ぶよう)が初めて 使われました。 舞踊とは、坪内逍遥と福地桜痴による造語で、日本の伝統的なダンスである舞(まひ)と 踊(をどり)をくっつけたものです。 現在では、同じ訳語として、舞(狭義のダンス)と、踏(ステップ)を組み合わせた舞踏(ぶとう)も使われます。 ◇世界のダンス◇ ◆アジア地域 アジア地域のダンスには、歴史的な出来事や物語などを、ダンスの形態で表現するものが目立ち、演劇と不可分なまま発生・発展してきたものが多いのが特徴です。 例えば、推古天皇の時代に日本に移入されたと言われる伎楽は、楽人と舞人とで構成される 仮面音楽劇で、日本舞踊の源流の一つとされています。 アジア地域の代表的舞踊劇には、日本の能、歌舞伎、中国の京劇、インドのカターカリ、バリ島のワヤン・オランなどがあります。 これらの舞踊劇で行われるダンスは、僅かな所作も洗練されており、象徴性が極めて高いです。 このようなアジア地域のダンスの形態や所作の象徴性は、19世紀末以降の西欧のダンサーや演劇に少なからぬ影響を与えました。 例えばドイツの劇作家・演出家であるベルトルト・ブレヒトには京劇や能の影響が見られ、 フランスの劇作家・演出家であるアントナン・アルトーはバリ島の舞踊劇にヒントを得て自身の 演劇理論を編み出しました。 一方、民間のダンスには、宗教儀式や豊作を願う呪術的行為に起源を持つものが目立ちます。 ![]() 例えば、日本の盆踊りはその名の通り祖先の霊を祀る行事である盆に人が集まった時に 行われるもので、秋の収穫の時期にも同様の習慣があります。 収穫祭の踊り以外のものとして、仏教や巫俗に関係した踊りが上げられます。 日本の念仏踊りや朝鮮半島の サルプリ・チュム(サルプリ舞)、僧舞(スンム)などがこれに 当たります。 ◆オセアニア地域 オセアニア地域で代表的なダンスは、ハカです。英語でウォークライとも言います。 ハカは、マオリの民族舞踊で、本来はマオリの戦士が戦いの前に踊るもので、手を叩き足を踏み鳴らして叫び、自らの力を誇示し、相手を威嚇します。 現在では国賓を歓迎するために行われるほか、ラグビーニュージーランド代表チーム(オール ブラックス)やニュージーランドのプロラグビーリーグで試合前に行います。 マオリ・オールブラックス(ネイティブ・ニュージーランダーの代表チーム)が行ったことが起源で、ニュージーランド代表へと受け継がれました。 パシフィック・アイランドのチームにも、それぞれのハカがあり、トンガ、サモア、フィジーの 各代表チーム、3カ国の選抜チーム、パシフィックアイランダースも独自のハカを持っています。 ◆中米・南米地域 中米・南米のダンスには、サルサ、サルサドゥーラ(ティンバ、ハードサルサ)、メレンゲ、 バチャータ、ルンバ、チャチャチャ、サルサ・ルエド、タンゴ、サンバ、クエーカ、 アルゼンチンサンバ、レゲエ・ダンス、レゲトンなど多くのダンスがあります。 これらのダンスはいずれも民間で盛んで、結婚式はもとより、誕生会などのちょっとしたパーティーでも気軽になされます。 いわゆるディスコでは、季節や老若男女を問わずにこれらのダンスを楽しみます。 ![]() ただし、近年は特に若年層においてロック音楽にあわせたダンスも増えてきています。 ロックがかかっている間は老夫婦がテーブルについて歓談しており、曲がタンゴにかわったら すっと立ち上がってダンスを始めるという光景を見かけます。 また、ボリビアなどのアンデス地方で行なわれるカルナバル(カーニバル)では、インカ帝国時代の記憶やスペイン統治時代の記憶などに基づく伝統的なダンスがグループにより演じられます。 ブラジルのカルナヴァル(カーニバル)でも、曲としてはサンバが用いられますが、伝統や歴史を表す装飾や構成になっています。 ◆北米地域 北米地域には、スクウェアダンス、タップ・ダンス、ディスコダンス、ストリートダンス、 ジャズダンスなどがあります。 代表的なダンスとしてスクウェアダンスを紹介させていただきます。 スクウェアダンスは、4組のカップルが1セットになって、Caller(コーラー)の指示に従って踊る ダンスで、発祥はアメリカ合衆国です。 イギリスのコントラダンスや、フランスのカドリールなどの流れを汲んでいると考えられます。 アメリカ合衆国各地で踊られていた各地のスクウェアダンスが、第二次大戦後を通じて交流し 合い、モダンスクウェアダンスとして統一され、今では世界各地で踊られています。 スクウェアダンスで使う音楽は、伝統的にはカントリーやブルーグラスでしたが、近年はPOPs なども使われています。 これらの音楽に合わせて、Callerが動作を指示し、ダンサーは指示に従ってセットの中で調和を取って踊ります。 スクウェアダンスではいくつかの基本的な動作(コール)を覚える必要がありますが、特殊な ポーズやすばやい動きなどの身体的な訓練は必要としません。 ダンサーは普通に歩くことができれば、スクウェアダンスを踊ることができるので、ダンサーの 年齢、性別、体型、大きさなどの制約が少ないです。 また、セットのメンバーは固定的なものではなく、動作(コール)を習得したダンサーであれば、初対面のメンバー同士でも踊ることができます。 ![]() ◆ヨーロッパ地域 ヨーロッパ地域のダンスには、フォークダンス、コサックダンス、 ジグ(イギリスやアイルランドの舞曲)、アイリッシュ・ダンス、マズルカ(ポーランド)、 ポルカ(チェコスロバキア)、フラメンコ(スペイン)、クレズマー、ロマの踊り、 ソーシャルダンス・ボールルームダンス、ワルツ、タンゴ、ヴェニーズワルツ、フォックストロット クイックステップ、バレエ、モダン・ダンス、コンテンポラリー・ダンス などがあります。 ヨーロッパでは中世以降、貴族社会において舞踏会が盛んに催され、社交ダンスが文化の一部として強く根付いています。 1814年から1815年にかけてのウィーン会議では舞踏会にかけて「会議は踊る、されど進まず」と評されました。 また、西洋列強の文化を受容した明治期の日本における鹿鳴館の舞踏会も知られています。 ダンス厳選リンク |
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