ゴルフ |
![]() |
ゴルフのすべて |
〜ゴルフ〜 ◇ゴルフの歴史◇ イギリス発祥の紳士のスポーツとして知られるゴルフですが、その起源についてはスコットランドを筆頭に、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、中華人民共和国、日本など世界各地に発祥説があり、定説がありません。 北欧起源の「コルフ」という、「打った球を柱に当てるスポーツ」が、スコットランドに伝わったと する説やオランダの「フットコルフェン」から来ている説、中国の元の時代の書物「丸経」に記載 されている捶丸(ついわん)という競技を起源とする説(捶丸については、中国の学者が五代十国の時代にまで遡るという説を出しています)。など多くの発祥説があります。 初期のゴルフでは、現在のような整備されたコースはなく、モグラの穴を利用してゴルフを 楽しんでいたといわれます。 また、スコットランド地方でゴルフという競技が確立した頃は、パーという概念は存在していませんでした。 2名のゴルファーが1ホールごとにホール内での打数により勝ち負け(同じ打数の場合、 そのホールは引き分け)を決め、18ホールまでにどちらが多くのホールで勝ったかを競う マッチプレー方式で行なわれていたため、それぞれのホールに規定打数を決める必要が 無かったからです。 マッチプレーは2名で競技する場合は、ホールごとに勝ち負けが決まるため単純明快でしたが、 より多くのゴルファーによる試合では優勝者を決めるまでに18ホールの試合を何回も繰り返す必要があり、やがて多人数で競う場合には順位付けがしやすい、あらかじめ定められたホールをまわった時点の打数(ストローク)の合計を競うストロークプレー方式ストロークプレーが 広まるようになりました。 ストロークプレーが主流になると、それまでコースごとにまちまちであった18ホールの合計距離などに対し、画一した規格を決める必要が出てきたため、全てのホールに対し既定打数を決めて、コースごとの合計既定打数による比較がし易いように定めたのが、パーの起源です。 ![]() ◇ルール◇ イングランド起源のサッカーやラグビーと同様に基本的なルールは簡単です。 ゴルフのルールは簡単に言えば「あるがままに打つ」が基本原則です。 プロトーナメントにおいては競技委員がいますが、本来は自分の他には審判がいないスポーツです。 ルール上はボールの交換のように他の競技者の確認が必要な場合もありますが、 あくまでも競技者自身が審判で、ルールはもちろんのことマナーを守ることが非常に 重視されるので「紳士のスポーツ」と呼ばれています。 ルールは主に救済とペナルティに関する条項が定められています。 救済として定められているのは、「ボールが何らかの理由で紛失したような場合に競技を 続行できるようにする」ために定められたものです。 主なものは、OB(ショットしたボールが、プレー領域の外に出ること。「Out of Bounds」の略)の場合は1打付加して打ち直し競技を続行できる、ウォーターハザードの場合は1打付加して ホールに近寄らないようにドロップして打ち競技を続行できる、動かせない障害物の場合は、 ニアレストポイントでドロップして打てる、などがあります。 ペナルティとして定められているのは「あるがままの状態を維持せずに競技者に有利になるように状況を変えてしまった場合に科せられる罰」であり、たとえば、自分自身や自分の道具などに打球が当たった場合は、ボールの方向を変えた違反として2罰打を科せられる、などがあります。 基本的には、自然のもの(木、草、岩)などはショットの障害となっても動かしたり壊したりしてはならず「あるがまま」に打たなければなりません。 対して、人工のものは障害物を避けるために救済が受けられます。 「動かせない障害物」と「動かせる障害物」に分かれます。 「動かせない障害物」はルールに従って救済が受けられ、規定に則ってボールを動かすことが できます。「動かせる障害物」は障害物を動かしたり取り除くことができます。 枯葉などの些細な障害物は「ルースインペディメント」と呼び、ハザード以外では、取り除くことができます。 ![]() 〜1ホール〜 通常4人1組でコースを回ります。最初のホールでの第一打の順序を決める方法はルールにありません。 したがって、くじ引きで順序を決定する事が多いです(競技の場合は競技主催者の指定打順に よります)。第一打後は、ホールから遠い競技者から順に打ちます。 まず、ティーグラウンド(第一打の打ち出し地点)からティーショットを行います。 ティーショットの打順は最初はくじ引きなどにより決定されますが、その後は、前ホールの 成績順に行います。 ティーショットでは通常、フェアウェイにボールが止まることを目標にします。 ティーショットが届きそうなところには、フェアウェイバンカーや池といったハザード(障害)が 設置されていたり、コースが左右に曲がっていたり(各々左ドッグレッグ、右ドッグレッグと言います)するので、安全にハザードの手前を狙うか、危険を冒して距離を稼ぎグリーンに近づくことを狙うのかを選択します。 このように選択を行うことがゴルフの醍醐味の一つであり、精神力が重要といわれる所以です。 次に、ホール(カップ)があるグリーンに届きそうであれば狙います。 しかし、敢えてグリーンを直接狙わず、近くまでショットし、次のショットでグリーンに乗せる場合があり、これを刻むといいます。 この理由は、グリーンの周りにはバンカーなどのハザードが設置されているため、 ティーグラウンド方向だけが安全で他の方向は危険な作りになっているからです。 グリーンの周りからグリーンを狙う打撃をアプローチショットと呼びます。 グリーンが狙えない場合は、引き続きフェアウェイにボールが止まることを目標にショットを行います。 この場合においても、例えば残り300ヤードの場合に250ヤード飛ばせる選手であっても 敢えて200ヤードしか飛ばさず100ヤードを残すという場合がよくあります。 これは、ハーフスイングで飛ばす距離(この場合50ヤードとなります)を残すと打撃に加減が 必要となり難しくなるので、それより、フルスイングできる距離(この場合100ヤード)を残したほうが打撃に加減が必要ないため打ちやすく好結果が期待できるという判断です。 グリーンではパターと呼ばれるクラブで、ボールを転がすパットと呼ばれる打撃を行います。 平坦で傾斜のないグリーンは少なく、大抵は傾斜や複雑な芝目がある場合が多く、これら グリーンの状況を読みきって、パットを行うことはゴルフの醍醐味の一つです。 打撃の動作としては非常に簡単ですが、プレッシャーのためにプロでもよくミスを犯します。 極端な場合、パット自体ができなくなる「イップス」と呼ばれる精神病の1種とも言える状態になる人もいます。 各ホールには、あらかじめ規定の打数が定められており、この打数と等しい打数でホールに入れることをパー(Par)といいます。以下、1打少ないことをバーディ(Birdie)、2打少ないことを イーグル(Eagle)、3打少ないことをアルバトロス(Albatross)又はダブルイーグル(Double eagle)といいます。 また、一つのホールに1打で入れることを、ホールインワン(Hole in one)又はエース(Ace)と 呼びます。 逆に1打多い場合は、ボギー(Bogey)といいます。以下、打数が増えるごとに、ダブルボギー (Double bogey)、トリプルボギー(Triple bogey)と呼びます。 バーディーは小鳥、イーグルは鷲、アルバトロスはアホウドリと、鳥の大きさの違いから 名付けられました。 各ホール終了後、次のホールでの第一打は直前のホールで打数の少なかったプレイヤーから行います。 同打数の場合はさらに一つ前のホールでの打順の早いほうになります。 最初にティーショットを打つ者を「オナー」とも呼びます。 パー4のコースを例にとると、1打で入れた場合、ホールインワン、2打で入れた場合、イーグル、3打目の場合バーディー、4打目の場合パー、5打目の場合ボギー、6打目の場合ダブルボギー、7打目の場合トリプルボギー、8打目の場合ダブルパーと呼ばれます。 ![]() ◇ゴルフ用語◇ ●ショット ボールを打つこと= 打撃。 ●ティーショット ティーグラウンドからのショット。 ●アプローチショット グリーンの周りからのショット。 ●バンカーショット バンカーから脱出するショット。 ●パット 特にグリーン上でパターを用いてボールを打つこと。 ●キャリー ショットされたボールが、一度地面に接するまでの距離。 ●ラン ショットされたボールが、一度地面に接してから制止するまでの距離 (弾んで空中に存在する分も含まれる)。 ●アゲンスト 向かい風のこと。キャリーが思っているより減るので、注意が必要です。 ●フォロー 追い風。キャリーが思っているより増えるので、時には好都合であるが注意が必要です。 ●局外者 競技者の意思とは関係なくボールを勝手に動かすカラスや、穴を掘ったりしてコースの形状を 変えてしまう動物や物。風と水は局外者ではありません。 ●ドッグレッグ 犬の足のように曲がったコースのこと。 ゴルフにおける和製英語〜ゴルフでは野球などと並んで外国人には通じない英語が多いです。 ●シングル(Single) ハンディキャップが一桁のプレーヤー。single figure handicap ●カップ(Cup) hole(ホール) ◇マナー◇ マナーとしては、ショットの際に作った地面の削れた跡(ディポット跡)を自分で直す、 グリーン上ではグリーンを傷つけずに歩く、グリーンのボールマークの凹みを直す、 バンカーではショット後に砂を均す、他の競技者のショットの際は静かにする、などがあります。 アマチュアで特に重要なのは、前の組に遅れずにプレーする、ショットの際に時間を かけすぎない、ボール探しに時間をかけすぎない、などが挙げられます。 ゴルフの人気は本当に凄いと思います。老若男女問わずとても多くの方々がプレーしています。 ここまで愛されるスポーツに発展してきた背景にはゴルフに携わる仕事をされている方々の 努力や工夫、なによりゴルフへの情熱があったからだと思います。 そういった方々への敬意と感謝の気持ちを込めて日々ゴルフをプレーしていきたいと思います。 ![]() 上田桃子プロにサインしていただきました。 ありがとうございました。 ゴルフ厳選リンク |
|
TOP>ゴルフ TOP〜メジャーリーグの世界 ア・リーグ東地区 ボルティモア・オリオールズ ボストン・レッドソックス ニューヨーク・ヤンキース タンパベイ・レイズ トロント・ブルージェイズ ア・リーグ中地区 シカゴ・ホワイトソックス クリーブランド・インディアンス デトロイト・タイガース カンザスシティ・ロイヤルズ ミネソタ・ツインズ ア・リーグ西地区 ロサンゼルス・エンジェルス オークランド・アスレチックス シアトル・マリナーズ テキサス・レンジャーズ ナ・リーグ東地区 アトランタ・ブレーブス フロリダ・マーリンズ ニューヨーク・メッツ フィラデルフィア・フィリーズ ワシントン・ナショナルズ ナ・リーグ中地区 シカゴ・カブス シンシナティ・レッズ ヒューストン・アストロズ ミルウォーキー・ブルワーズ ピッツバーグ・パイレーツ セントルイス・カージナルス ナ・リーグ西地区 アリゾナ・ダイヤモンドバックス コロラド・ロッキーズ ロサンゼルス・ドジャース サンディエゴ・パドレス サンフランシスコ・ジャイアンツ 野球を愛する人のためのリンク集 ワールドベースボールクラシック 日本 韓国 チャイニーズタイペイ 中国 アメリカ合衆国 カナダ メキシコ 南アフリカ共和国 プエルトリコ キューバ パナマ オランダ ドミニカ共和国 ベネズエラ オーストラリア イタリア 日本の文化 日本文学 能 日本料理 和服・着物 茶道 すごろく(双六) こま(独楽) 城 おりがみ(折り紙) 尺八 エアロビクス アーチェリー 陸上競技 バドミントン バスケットボール ビリヤード ブーメラン ボウリング カヌー 自転車 ダンス ダーツ ダイビング 馬術 フェンシング 釣り(フィッシング) フットサル ゴルフ 体操 ハンドボール ホッケー 競馬 カバディ マウンテンボード オリエンテーリング アウトドア ペタンク パワーリフティング なわとび(縄跳び) セパタクロー スキー スノーボード サッカー サーフィン 水泳 卓球 トレーニング バレーボール 管理人プロフィール 管理人へのメール [email protected] |
Copyright (C) メジャーリーグの世界〜メジャーリーグのすべて All Rights Reserved |